事業について
サステナブルな
障害者テレワークの実現へ。
代表より
前向きに成長できる環境をすべての人へ。
鶴田 秀行
阪和ビジネスパートナーズ株式会社
代表取締役社長
阪和ビジネスパートナーズは阪和興業グループ全体をフォローする特例子会社となることを目的として2024年4月に設立されました。
以前より阪和興業において社内業務を担当してきたメンバーがこの10月から本格的に新会社に在籍して業務を開始しています。
当社ではすべての社員が前向きに業務に取り組み、成長を実感できるように就業環境を整えるとともに、チームワークでお互いを支えあうことを重視しています。意欲ある社員全員が一丸となって社会に貢献してきたいと思います。
事業推進担当より
人は誰しも心の奥底では人とつながっていたいはずなんです。
辻 敏彦
阪和ビジネスパートナーズ株式会社
業務開拓推進部長
1991年阪和興業入社
2011年より障害者雇用に関わり、
2018年に専属となる。
自身も知的障害を伴う自閉症の長男を持つ。
障害者雇用に関して重要なことは、健康とコミュニケーションだと私は考えています。まずは体調を重視し、健康を継続することで精神も安定する。心身ともに安定した上で自己理解を深め、次に相互理解に進み、信頼関係を築き、チームワーク向上につながる。いわゆる心理的安全性の高い職場環境が長期定着をはぐくみ、人と組織に良いサイクルをもたらすのです。
コミュニケーションに関しては、会話での意思疎通を重視しています。会話は人との距離を近づけたり、遠ざけたりしますが、会話が無いと時間が経つにつれ、自然と人との距離は離れていく。まずは自分から、そして周囲の皆も率先して、自由な会話のできる就労環境を創りだします。
しかしながら、葛藤もあります。コミュニケーションが原因で体調が低下した方に、コミュニケーションを求めて良いものかどうか。実際に不調となり、復調に時間をかけた経緯もあるのは事実です。でも人は誰しも心の奥底では人と繋がっていたいという想いがあると信じ、当社はその環境づくりに挑戦してゆきます。
会社情報
皆がひとつに。より大きく、広い影響力を。
阪和ビジネスパートナーズ株式会社は、2024年4月1日に設立された、特例子会社認定を目的とした新しい会社です。現在、身体障害、精神障害、知的障害ふくめ約40名の仲間が一緒に働いています。現状は親会社である阪和興業株式会社の各部署からの依頼を受けていますが、将来的には、グループ外のお客様までを広く顧客とできるような展開を目指しています。
商号 | 阪和ビジネスパートナーズ株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区築地1丁目13番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 鶴田 秀行 |
設立日 | 2024年4月1日 |
資本金 | 4,000万円 |
株主 | 阪和興業株式会社 100% |
テレワーク雇用
生き方の幅を広げ、人生をゆたかにするテレワークを推進。
当社の大きな特徴はテレワーク雇用です。以前はテレワークで働くことへの幾つかの懸念を持っていましたが、厚生労働省「障害者テレワーク導入のための総合支援事業」に参加したことを機に、出社環境を再現しながら柔軟に働けることへの確信を持ち、2017年(当時は阪和興業株式会社 人事部業務サポート課)から本格的に進めてきました。
生まれ育った地域の中で、あるいは家族の近くで、働き続けることによる心理的安全性の確保は、社員の人生そのものを豊かにしていることを実感しています。一方で、テレワークの懸念点として、孤独感・不安感があげられます。そこで当社は、オンライン接続したまま多少の雑談をしながら仕事に取り組んだり、朝礼・昼礼にて体調確認を定期的に行ったりと、「つながり」をたやすことない、さまざまな工夫を日々取り組み続けています。